先日、9歳の息子と大好きなコメダ珈琲に行ってきたときのことです。
モーニングのゆで卵に塩をかけようと、テーブルに置いてある容器を手に取った瞬間、あることに気づきました。
「あれ?塩の中に何か黒い粒が入ってる…?」
よく見ると、それはコーヒー豆でした。
これ、なんだと思いますか?実はこれ、コメダ珈琲の素敵な工夫なんです!
コーヒー豆は「湿気取り」だった!
- 「もしかして、香り付けかな?」
- 「間違えて入れちゃったのかな?」
コメダ珈琲の塩にコーヒー豆が入っているのは、コーヒーの香りを塩に移すため…ではありません。
その答えは、「湿気取り」です!
コーヒー豆には、水分を吸収する吸湿性という性質があります。
コメダ珈琲のテーブルに置いてある塩は、いつでもサラサラで使いやすい状態に保つべく、中のコーヒー豆が活躍しているんです。
なぜ塩に湿気取りが必要なの?
塩は、湿気を吸いやすい調味料の一つです。
湿気を吸ってしまうと、固まってしまいます。
すると、いざ使おうと思ったときにうまく出てこなかったり、塊になってしまったりします。
特に、コメダ珈琲のようなお店では多くのお客さんが来店します。
室内の空調や人の出入りで、温度や湿度が変化しやすい環境にあるんですね。
そんな中でも、お客さんにいつでも快適に塩を使ってもらうための工夫が、このコーヒー豆だったんですよね。
なるほど。
コメダ珈琲の「おもてなし」の心
この小さな工夫を知ったとき、私はコメダ珈琲の「おもてなしの心」を感じました。
たかが塩、されど塩。
お客さんが使うもの一つ一つに気を配る。
いつでも最高の状態で提供したいというお店側の思いやりが、このコーヒー豆という形になって表れているんだな、と感動しました。
もし次にコメダ珈琲に行く機会があったら、ぜひテーブルの塩を見てみてください。
きっとこの記事を読んだ後だと、違った目線でそのコーヒー豆が見えるはず!?